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社会記事 疑惑調査実行 ナゴヤドームの空調は操作されている?

◇中日と阪神のセリーグ首位攻防戦は、数年前までの巨人・阪神線を見るような盛り上がりがある。しかし、ナゴヤドームでは阪神は相性が悪いのか、全くといっていいほど勝てないような状況である。点数すらほとんど入らない状況だ。中日と阪神のホームラン数は今シーズンほぼ互角。しかし、阪神の選手がナゴヤドームでホームランを打ったシーンはあまり見ることがない。巨人、広島など他チームの選手もナゴヤドームの試合になると極端にホームラン数が減少する。ここに何か不自然さを感じてしまう。何故、ナゴヤドームでは中日の選手は普通にホームランを打てて、他チームの選手はホームランをなかなか打てないのかという謎。今回の疑惑はナゴヤドームの空調がテーマである。
ナゴヤドーム内は禁煙。ドーム球場では、球場内で特定の喫煙所以外は全て禁煙になっている。健康増進法が制定され、喫煙者が公衆の場で喫煙しにくくなる以前からドーム内は禁煙だ。一時期、東京ドームで巨人の攻撃になると空調が全開状態になるという噂が広まったことがある。疑惑は、球場職員が巨人の攻撃にあわせて空調を操作しているのではないだろうか?というものだった。疑惑そのものは東京ドーム側が当然のように否定したことでその後は噂は終息に向かった。
ナゴヤドームはどうなのか?今年の中日はやたらにナゴヤドームでの試合に強い。そして対戦チームと比較してもやたらにホームランがでる。今回は、ナゴヤドームの空調操作について調査をしてみた。調査方法は電話での聞き取りと現地での調査だ。電話での聞き取り調査は、あたりまえのように球場職員に否定されてしまった。一方の現地調査では、球場内でタバコに火をつけて煙がどのように流れるのかという点に焦点を置いて、最上階のパノラマ席で調査を実行した。

ドーム内が完全無風の状態であれば煙は上に向かって流れる。しかし、ドーム内には冷房が必ずはいっているため風が真上に向かって流れることはありえない。必ず風向きにそって煙は流れるものである。中日の攻撃中、タバコの煙は外野方向に向かって流れていた。では対戦チームの攻撃中はどうなのであろうか?煙が同じ方向に流れるのであれば問題はない。しかし、対戦チームの攻撃中に同様にタバコを吸ってみたら煙はなんと逆方向に流れ始めたのである。流量的にはたいしたことがないかも知れないが、風に変化があったことは事実である。たまたまであろうか?対戦チームの攻撃中は、空調が停止していると噂された東京ドームですら逆方向に空気が流れるとは聞いたことがない。空調が明らかに操作されている可能性がある。それとも何か別の要因があるのであろうか?
この疑惑は今後も追及していきたいと思う。何か別の要因があるのであれば是非、確証を示してもらいたいものだ。ドーム内でタバコを吸うという調査方法は、禁止事項だが疑惑を解明するためには必要だと感じ今回実行してみたもので、次回同様の調査には別のアイテム(風力測定器)をもって本格的調査を行いたいと思う。

 

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2006年9月19日 アドネット編集部 池野晴樹