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◇長野県諏訪市湖南地区の連続放火事件は、プログで火事の画像を「実況中継」のように書いていた熊田曜子似のブロガー「平田恵里香」容疑者（２０）が逮捕された。平田容疑者は、地元中学を卒業後、タレントを目指していた。逮捕される当日には、雑誌「ＳＰＡ！」の読者モデルとして何事もなかったのように撮影をしていた。この日の朝には、長野県警の担当者が家にも訪れている。撮影後、即、長野県警に平田容疑者は逮捕された。連続放火魔「平田恵里香」容疑者（２０）とはどのような人間だったのであろうか？ |
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| ４月３０日に諏訪市湖南で空き家が全焼したが、平田容疑者のＨＰの日記には炎上する写真が掲載され、「さっき近所で大火事がありました。消防や警察や野次馬ですっごい人だかりでまるでお祭りのような騒ぎでした」と書かれており、まさに火災現場の実況中継を行っていた。幸い死者がでるなどの人的被害はでていないが、火災のリアルさを大々的に書いていたため地元のテレビや新聞社は、その記事に注目していた。放火犯は必ず犯行現場に戻る、とよく言われるが、平田容疑者の撮影した画像はまさに消防車が来る前の画像であり、いくら近所で起きた火災とはいえ不自然な部分もある。この不自然さと同様にブログでは、平田容疑者の動画が掲載されていた。そこには自身の動画の背後にポリタンクのようなものも写っており不自然さに輪をかけている。逮捕の一原因にもなった。 平田容疑者のＨＰは、逮捕後すぐに「炎上」して閉鎖された。しかし平田容疑者のインターネット上での行動、つまり「足跡」は掲示板などに数多く見られ放火関連の書込みや自身のブログを宣伝する書込みが数多く残っている。長野県警では、これらの「足跡」にも注目しており他の放火とみられる火事に平田容疑者がかかわっていないか慎重に捜査をしている。     |
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| （写真）平田容疑者のプログにアップされていた画像。 | |
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平田容疑者は中学時代の文集で「憧（あこが）れだった芸能界に進もうと思った」と書いていた。グラビアアイドルを気取りＨＰでは、「日本１の熊田曜子のソックリさんです」と書き、バストを「Ｇカップ」と記載。「中学時代の憧れをどのように実現させるか」方法は数あれど、とにかくどのような形であれ目立ちたかったのかも知れない。 東京都内の芸能プロダクションに送られたオーディションの応募用紙・ＰＲ欄には「自分の持っている花を大きく咲かせてみたい」などと書かいていた。しかし、平田容疑者は「自分の心の内に持っていた大きな火花を咲かせてしまった」。放火は重大な犯罪だ。たとえ将来刑期を終えて出所してきたとしても平田容疑者には芸能人の道はない。自分自身で自分の夢という芽を摘んでしまったのである。 2006年7月11日 アドネット編集部記者 須崎紅葉
長野県諏訪近辺での放火とおもわれる火災一覧 2006.05.31(水) 23:00過 富士見町境・木造のうさぎ小屋と軽自動車の一部,１兎焼死
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