◇ 昨年春に頻発した長野県諏訪市周辺の連続放火事件で、建造物放火等の罪に問われている平田恵里香被告(21)に対して、長野地裁松本支部(峯俊之裁判長)は懲役10年の実刑判決を言い渡した。平田被告は昨年5月11日、母校である市立諏訪西中に侵入し、下駄箱に火をつけて体育館を全焼させるなど、同年4月から5月にかけて計9件の放火事件を起こした。平田被告は、火事の目撃者を装い、犯行に及んだ放火事件9件全ての火災現場の写真を撮影し、インターネット上のブログで写真を公開し放火を「実況中継」していた。判決によると、これら平田被告の行為については「自らが放火した火災現場をブログで公開して楽しんでおり、犯行は短絡的で自己中心的。何ら酌量の余地はない。」と断罪。 |
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2007年4月9日 アドネットニュース編集部
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