◇ライブドアからアドバンテッジパートナーズに、昨年末「身売り」譲渡されたライブドアの金融部門持株会社「ライブドアフィナンシャルホールディングス(略称LFH)」が、かざかフィナンシャルグループとして2月1日より商号変更して業務を開始する。商号変更後の代表取締役社長は引続き清水幸裕氏が務めることになるが、取締役にはアドバンテッジパートナーズより数名が派遣され、アドバンテッジパートナーズの経営主導により業務を行うことになる。
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かざかフィナンシャルグループの今後の経営問題としては、新規顧客の開拓はもちろんのこと、グループの中核的企業である「かざか証券(ライブドア証券)」の顧客離れを食い止めることが第一の課題である。かざか証券(ライブドア証券)の顧客数は、ライブドア事件後も口座数が示すとおり激減してはいない。2006年2月の証券総合口座数が約20万件なのに対して、2006年12月現在の口座数は約19万6000。問題なのは、月間売買代金と預かり資産総計額である。月間売買代金は2006年1月と12月を比較すると約4分の1と激しく減少。預かり資産総計額も20%近くの額を減らしいている。株式相場が堅調ななか、各証券会社が預かり資産額を増やしているのに対して、かざか証券(ライブドア証券)は減らす一方。これでは必然的に経営全体に影響してきてあたりまえの話で、早急に対策が求められる課題である。 ・看護師の求人件数全国最大級。【ナース人材バンク】で安心のお仕事探し。
2007年1月14日 アドネットニュース編集部
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